『となりのトトロ』のあらすじ・キャストからのおすすめ度
このアニメは流石宮崎監督と言うべきか、美しい自然と共に生きる人々、田舎の実家をつい懐かしんでしまうような風景や、
自分でも無性に食べたくなるような採れたての色鮮やかな野菜、ちょっと辛気臭い雰囲気かと思いきや驚くような展開が待っていたり、どうなっちゃうの?というシーンから感動的な展開があったりと、とにかく最後まで観ていてかなり癒やされる作品です。また大人でも十分楽しめるアニメです。
サツキとメイが雨降る夜にバス停で父の帰りを待っているシーンは本当に意外過ぎて驚かされました。通りかかる自転車や狐の像が祀ってある祠が何気に不気味だったのですが、更に大トトロが現れ息着かせぬ展開になり、何が起きるんだと思いきや
サツキがさり気なく渡した傘に落ちる雫で遊ぶという何とも微笑ましく、それまでの不気味な雰囲気を一掃!更にそこに畳み掛けるように巨大な猫バス登場!! このシーンはまだトトロを観たこと無い方なら誰でも虜になるのではないでしょうか。
そしてメイが行方不明になり池でメイのモノに似ているサンダルが発見された時は観ている私も心苦しくメイのでは無いと知った時は本当に安心できました。更にそこでサツキがトトロへ助けを求めに行った時は一緒に頼むから例の道を通してあげて!と誰もが願いをこめたくなるような共感の高い映画です。
アニメ「となりのトトロ」作品情報・声優キャスト
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
音楽 :久石譲
主題歌:となりのトトロ/歌・井上あずみ
キャスト:日高のり子, 坂本千夏, 糸井重里, 北林谷栄
アニメ「となりのトトロ」あらすじ
とある農村へ清々しく晴れ晴れとした気分にしてくれるBGMと共に車に揺られ現れたのが草壁一家の長女サツキと次女メイに父タツオ。人里離れた七国山病院には体の弱い母ヤスコが入院していてお見舞いに行きやすくする為に古い空き家へと引っ越してきました。 庭先の柱はボロボロだがはしゃぐサツキとメイ、近くの澄んだ綺麗な水の流れる川にはメイ命名オジャマタクシ(オタマジャクシ)が泳いでいました。
しかし喜びも束の間!サツキとメイがお風呂場の引き戸を開けてビックリ!黒い何モノかがザワザワザワ・・・!!っと蠢きあっという間に居なくなるのでした・・・。 これはお化け!?サツキはお手伝いに来てくれた近所のおばあちゃんに一連の出来事について聞いて見ました。 その名は[ススワタリ・メイ命名/真っ黒クロスケ]実はおばあちゃんも子供の頃にはススワタリが見えたらしくサツキやメイにも見えて驚いては懐かしんでいる様子でした。一体この家には・・・?
そしてメイは何も居ない筈の天井からドングリがコロコロ落ちてくることにも不思議そうにしていました。
ある日サツキが学校へ行き、父が記事書きの仕事で机に向かっていてメイが庭先で遊んでいると何者かの気配を感じました。
メイが確認しに行くと家の軒下からドングリを落としながら歩く大きな袋を抱えた小さな何かが・・・?。
アニメ「となりのトトロ」おすすめ度 ★★★★★
日本テレビ放送網の「金曜ロードショー」で幾度も放映されているが、いつも視聴率20%を超えているらしいです。個人的には宮崎映画の中でもナウシカと並んで強烈に好きな作品で当然DVDも購入済。とにかく優しい気持ちになれるし、心が洗われます。映画授賞歴もここで紹介する以上数多くの賞を授賞しています。
映画賞受賞歴/となりのトトロ
第43回毎日映画コンクール/となりのトトロ
- 日本映画大賞
- 大藤信郎賞
第31回ブルーリボン賞/となりのトトロ
- 特別賞
第13回報知映画賞/となりのトトロ
- 特別賞
第62回(1988年)キネマ旬報ベストテン/となりのトトロ
- 第1位