『泥の河』おすすめ邦画度!
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監督:小栗康平
脚本:重森孝子 原作:宮本輝
キャスト:田村高廣, 藤田弓子, 加賀まりこ, 芦屋雁之助, 桜井稔
この記事のもくじ
泥の河 あらすじ/解説
昭和30年の大阪。安治川の河口で暮らす信雄は両親から、近づいてはいけないといわれた舟に暮らすきょうだいと交流をもつ。きょうだいの母親は船上で売春をして口に糊していたのである。(ウィキペディアより 抜粋)
管理人ひとくちメモ
宮本輝の大ファンなので原作から入りましたが、作品のイメージや質が損なわれることもなく、違和感なく観ることができ、原作同様に感動することができました。宮本輝の川三部作と呼ばれるひとつが本作品です。(泥の川、蛍川、道頓堀川)
悲しさの中に優しさがあり、闇の中にひとすじの光を見せてくれるといった宮本輝の世界観がすごくいい。海外でも高く評価された作品でもあります。子役に対する演出が素晴しいとスティーブン・スピルバーグが来日したさいに、直接小栗監督に面会に行ったとのこと。
映画賞受賞歴/泥の川
第24回ブルーリボン賞/泥の川
- 作品賞
第5回日本アカデミー賞/泥の川
- 優秀作品賞
- 最優秀監督賞:小栗康平
- 優秀脚本賞:重森孝子
- 優秀助演女優賞:加賀まりこ
第36回毎日映画コンクール/泥の川
- 日本映画大賞
- 男優演技賞:田村高廣
- 監督賞:小栗康平
第6回報知映画賞/泥の川
- 新人賞:小栗康平
第21回日本映画監督協会新人賞/泥の川
- 奨励賞:小栗康平
第55回(1981年)キネマ旬報ベストテン/泥の川
- 第1位
米アカデミー賞/泥の川
- 外国語映画部門ノミネート
モスクワ国際映画祭/泥の川
- 銀賞