ベネチア国際映画祭2018金獅子賞/日本人ノミネートと作品
毎年開催されるベネチア国際映画祭は2018年は8月29日~9月8日までの日程で開催されます。
このベネチア国際映画祭は、カンヌ映画祭・ベルリン映画祭と並ぶ3大映画祭のうちの一つで、日本映画にとっては受賞作品も多く馴染みの深い国際映画祭となっています。
>>> 「ヴェネツィア国際映画祭の日本映画受賞作品と日本人受賞者」
そして2018年のベネチア映画祭のコンペティション部門の正式出品20作の1つに日本人監督の日本映画『斬、』がノミネートされました。
この記事のもくじ
ベネチア国際映画祭2018ノミネート作:日本映画『斬、』の概要
作品名:斬、(ざん)/ZAN(KILLING)2018年11月24日公開 公式サイト
監督:塚本晋也「KOTOKO」2011年、「野火」2015年
製作・脚本:塚本晋也
キャスト:池松壮亮、蒼井優、中村達也、前田隆成
【ベネチア映画祭に時代劇 「斬、」がノミネート】
来月イタリアで開幕する世界3大映画祭の1つ「ベネチア国際映画祭」の最優秀賞を競う部門に、塚本晋也監督の時代劇「斬、」がノミネートされました。https://t.co/CCVOiulyXX
— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) 2018年7月25日
塚本晋也監督のベネチア国際映画祭受賞作品
塚本晋也監督は映画の監督だけでなく、脚本や俳優、ナレーターとして自身の作品に出演することもある。
日本映画「KOTOKO」塚本晋也監督
幼い一人息子をひとりで育てる琴子が苦しみやもがきながら懸命に生きる様を描いた作品。2011年のベネチア国際映画祭でオリゾンティ賞を受賞した作品。
作品名:KOTOKO(2011年)
監督:塚本晋也
製作・脚本:塚本晋也
キャスト:Cocco、塚本晋也
日本映画「六月の蛇」塚本晋也監督
心のカウンセラーとして働くりん子と潔癖症の夫重彦の夫婦と妻のストーカーによるゆがんだ性愛を描いた作品。2002年のベネチア国際映画祭でコントロコレンテ部門審査員特別大賞受賞を受賞した作品。
作品名:六月の蛇(2002年)
監督:塚本晋也
製作・脚本:塚本晋也
キャスト:黒沢あすか、神足裕司、寺島進、塚本晋也
第75回ベネチア国際映画祭2018の金獅子賞(最高賞)他、受賞作品
金獅子賞(作品賞)
作品名:Roma(メキシコ)
監督:Alfonso Cuarón
配給権をNetflixが獲得したということで注目があつまった。
銀獅子賞(審査員賞)
作品名:THE FAVOURITE(イギリス、アイルランド、アメリカ)
監督:Yorgos Lanthimos
キャスト:エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、オリヴィア・コールマン
銀獅子賞(最優秀監督賞)
作品名:THE SISTERS BROTHERS(フランス・ベルギー・ルーマニア・スペイン)
監督:Jacques Audiard
脚本賞
作品名:THE BALLAD OF BUSTER SCRUGGS(アメリカ)
監督:Joel Coen and Ethan Coen