衝撃!スポーツ界の闇“ドーピング”を描いたNetflixドキュメンタリー「イカロス」
2017年にNetflixから配信されたドキュメンターリー作品の「イカロス」は世界で起こっているスポーツのドーピングについて描かれた作品で衝撃的な内容で話題になりました。第90回アカデミー賞長編ドミュメンタリー賞を受賞した作品でもあります。
世界中の人に夢と希望を与える祭典のオリンピックや各スポーツの世界大会が、政治に利用されていたといことが暴かれます。驚きと恐怖作品ですが、これが現実なんだと突きつけられる作品でもあります。
昨今ロシアの国家ぐるみのドーピング問題や個人のドーピング疑惑など、国やスポーツ界全体でドーピングに対する監視が厳しくなっています。2020年の東京オリンピックを前にぜひ、見ておきたいドキュメンタリー映画です。
Netflixドキュメンタリー「イカロス」の概要・キャスト
題名:イカロス/Icarus(2017年 Netflix)
受賞:第90回アカデミー賞でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞
監督:ブライアン・フォーゲル
出演:ブライアン・フォーゲル/グリゴリー・ロドチェンコフなど
Netflixドキュメンタリー「イカロス」あらすじ
アマチュアのロードレースに参加したりしていたブライアン・フォーゲルはアームストロングに憧れたいたこともあった。アームストロングがドーピングをしていた事を知った時はショックだったと語っている。
そのブライアン・フォーゲルが「アマチュアでもドーピングをすればいい成績が残せるか?またドーピングしても見つからないのか?」というテーマを元にドキュメンタリーを撮影し始める。ブライアンはUCLAのオリンピック分析研究所の創設者のドン・カトリンに頼み、ドーピングを開始する。
しかしドンがドーピングに関わる事をやめたいと言い出し、彼は代わりにロシアのアンチドーピング機関の所長グリゴリー・ロドチェンコフを紹介してくれた。ブライアンはグレゴリーの指示のもと、徹底的に管理しながらドーピングを行っていた。
しかし自転車の故障などによりロードレースの結果は良くなかった。落ち込むブライアンだったが、次こそ頑張ろうと思っている矢先、ロシアの陸上選手に対するドーピングについてドイツの記者が暴いたのだった。
これによりグリゴリーは重要人物とされ、世界アンチドーピング機関によって尋問されたり行動を監視されるようになったのだった。そしてロシア国家から命を狙われる危険性が出てきたため、彼はブライアンの助けを借りてアメリカに渡る。
アメリカに渡ったグレゴリーは、ロシアが行っていた国家ぐるみのドーピングについて証言する事を決めたのだった。
最初はロードレースにドーピングで勝つことができるかという作品だったのに、途中からかなりの緊張感が伝わってくる作品になっています。この作品でオリンピックの裏で行われていた事を、世界中の人が知ることになった衝撃的な作品です。