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2人の主演キャストの危機迫る演技が見ごたえのノンフィクション映画「6日間」

 
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リアリティあふれるクライムサスペンス「6日間」の中に張り詰めた生々しい緊張感は、マーク・ストロングとジェイミー・ベルという2人の主演俳優の演技によるものが大きいと言えます。この2人の静かに抑えた演技によって、まるで本物の人質事件さながらのシリアスな雰囲気が劇中には終始漂っています。

 

Netflix「6日間」のキャストとあらすじ

>>> 「6日間」の概要はこちら

1980年4月30日。イギリス・ロンドンにある駐英イラン大使館に6人のテロリストが侵入し、職員2名を殺害するという事件が発生する。大使館は占拠され、犯人たちはイランで逮捕されたアラブ系活動家91人の解放を要求する。

事件発生から数日後。大使館への食料品などの供給の際に、ロンドン警視庁の交渉人マックス・ヴァーノン警部(マーク・ストロングが犯人たちに接触する。ヴァーノンは犯人たちの要求が非現実的なことなどを説き、事件を穏便に解決するために奔走していく。

一方その裏で、ラスティ・ファーミン(ジェイミー・ベル率いるSAS(イギリス陸軍特殊部隊)は、大使館制圧のための作戦を練って想定訓練を重ねながら、いつ突入命令が出されてもいいように待機しているのだった。

ヴァーノンの奮闘によって事件は解決に向けて順調に進んでいくかに思えたが、そんな中で思わぬ事態が発生し、現場は一刻を争う緊張感に包まれていく。

 

実直な交渉人を演じた実力派マーク・ストロング

「6日間」の主人公とも言える交渉人ヴァーノンを演じたのは、ハリウッドでも活躍してイギリスを代表する俳優マーク・ストロングです。

マーク・ストロング/Mark Strong

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温厚な役から悪役まで多彩にこなして演技派の名脇役として注目され、最近では「キングスマン」シリーズにも出演して人気を集めた彼ですが、今回は「誠実に事件に向き合い続ける、人間味のあふれる交渉人」という役柄を演じています。

なんとか死傷者がこれ以上出ないかたちで事件を解決しようと奮闘する姿は、ひとつの行動が現場の状況を大きく左右する交渉人という立場と合わさって、思わず手に汗握る緊張感を生んでいます。

 

子役時代から成長を遂げたジェイミー・ベル

映画のもう一人の主人公ともいえるSAS隊員ラスティを演じた、ジェイミー・ベルにも注目です。

ジェイミー・ベル/Jamie Bell

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元々は2000年公開の名作イギリス映画「リトル・ダンサー」で、バレエダンサーを目指す少年ビリー役で一躍有名になった彼。その後も「キング・コング」や「ジャンパー」、「ファンタスティック・フォー」などの話題作に出演し、着実にキャリアを積んできました。

そんなジェイミー・ベルですが、今回は”イギリス陸軍特殊部隊の隊長”という、これまでの繊細な少年・青年のイメージとは大きく離れた役柄を演じています。ですが、たくましく緊張感にあふれた、鋭い視線の兵士役が板についていて、俳優としての成長を感じさせてくれます。

まるで本物の事件現場のような緊迫感を見せるクライマックスの戦いのシーンは、必見です。

 

 

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