映画「最高の人生の見つけ方」あらすじ・キャスト
2007年アメリカで先行上映、2008年に拡大公開され、週末の全米興行収入で1位を記録した作品である。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンを主演に迎え、余命宣告を受けた初老男性2人の余生を描いた物語である。
原題である「The Bucket List」は、“Kick the bucket”のイディオムがもとになっている。
自分の人生の終わりを知らされた時、何を思い、何をして過ごすのか。誰もが望む、悔いのない人生の終わりを迎えることができるのか。幸せとは何なのか。人生における最後の時間を考えさせられる作品となっている。
「最高の人生の見つけ方」映画概要
日本語題名:最高の人生の見つけ方
英語題名:The Bucket List
脚本:ジャスティン・ザッカム
監督:ロブ・ライナー
主題歌:「Say」ジョン・メイヤー
出演:ジャック・ニコルソン
モーガン・フリーマン
ショーン・ヘイズ
ビヴァリー・トッド
ロブ・モロー
映画「最高の人生の見つけ方」のあらすじ
主人公は、ジャック・ニコルソン演じる、仕事に人生を捧げてきた大富豪エドワードとモーガン・フリーマン演じる、家族のために地道に働いてきたカーターの2人。共通点も接点もない二人が出会ったのは、入院先の病室であった。共に6ヶ月の余命を告げられ、初めは馬の合わない二人だったが、徐々に打ち解けていく。
カーターは、ある日、何となく大学時代に教わった“バケット・リスト”(棺桶リスト)を作り始める。その日、エドワードとカーターは、主治医から6ヶ月の余命宣告をうけ、カーターはショックを受けて、書きかけの“バケット・リスト”を丸めて床に捨ててしまう。
翌日、エドワードの秘書がその丸めた“バケット・リスト”を見つけてエドワードに手渡し、エドワードがカーターへ尋ねると、“バケット・リスト”は死ぬまでにやりたいことリストだとわかった。そして、エドワードとカーターは病院を抜け出し、エドワードも追記をした“バケット・リスト”を手に生涯最後の冒険旅行へと出かける。
“We live, we die. Wheels on the bus go round, and round.”(人は生き、人は死ぬ‐世の中はその繰り返しだ)をキャッチコピーに、人の生き方と死に方について考えさせられる作品となっている。