映画「最高の人生の見つけ方」のロブ・ライナー監督は人生を描く監督
感動ストーリーとなっている、映画「最高の人生の見つけ方」をさわやかでユーモアに描き切ったのが誰もが知る名作「スタンド・バイ・ミー(1986年)」で有名なロブ・ライナー監督である。6ヶ月の余命宣告など、心に重くのしかかる題材を含んでいるにもかかわらず、作品内では涙するばかりでなく、笑えるシーンも含まれている。
ロブ・ライナー監督は、子役としてテレビ出演の経験を積み、成人後はテレビ番組などの演出を手掛ける、俳優・プロデューサー・映画監督・脚本をこなすマルチな活動ぶりが有名な監督だ。
1974年と1978年には「All in the Family」でエミー賞助演男優賞を受賞し、1984年に映画監督を務めた「スタンド・バイ・ミー」や「恋人たちの予感(1989年)」は大ヒットを記録している。
映画「最高の人生の見つけ方」は誰もが共感できる普遍のテーマ
輝かしい功績を持つ、ロブ・ライナー監督が手掛けた「最高の人生の見つけた」は多くの人の心を奪う作品となった。題材となった“バケット・リスト”は、余命宣告を受けた人だけでなく、誰にでも必ず訪れる人生の終わりを迎える時までに、やり残すことの無いよう過ごす大切さを教えてくれるものとなっている。
残りの人生を生き生きと駆け抜ける、余命宣告を受けた病人を名優のジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが見事に演じきった。2人の魅せる、友情とすがすがしい笑顔に、多くの人が笑顔になり、涙した思わずほろっとさせれれる心温まる物語となっている。
誰もが共感できる、人生を題材とした作品は、アメリカのみならず日本でも、多くの人が心を打たれた。当たり前の環境の中では、自分がどれだけ幸せなのか感じ取れることは少ない。
最高の人生を送りたい、もっと充実した日々を送りたい。そう感じている人には、ぜひお勧めしたい作品だ。
また、人の生き方をテーマとして多くの作品を手掛けているロブ・ライナー監督の作品に、ぜひ目を向けてもらいたい。