映画「Mr.ビーン」あらすじ・キャスト
イギリスのITVで放送され、多くの支持を集めた人気コメディ番組「Mr.ビーン」の劇場版作品。1997年に製作された「ビーン」は、イギリスとアメリカの共同制作で、劇場版映画として作り上げられた。日本では、1998年に劇場公開された作品である。
主人公は、ローワン・アトキンソン演じる、どこに居ても・どこへ行ってもハプニングを巻き起こす天才“ビーン”。テレビシリーズでもお馴染みの、破天荒なハプニング回避ぶりは、見ている人全員を爆笑の渦に巻き込む魅力がある。
明らかに結果が分かるようなハプニングもローワン・アトキンソン演じるビーンの見事な表情や行動により、多くの笑顔が引き出される。
ちなみにMr.ビーンことローワン・アトキンソンは2012年にビーン引退宣言をしており、同年のロンドンオリンピックの開会式に出席したのが最後になった。
この記事のもくじ
「Mr.ビーン」映画概要
日本語題名:Mr.ビーン(1998年)
英語題名:Bean(1997年)
脚本:リチャード・カーティス
監督:メル・スミス
出演:Mr.ビーン/ローワン・アトキンソン、デヴィッド・ラングレー、ピーター・マクニコル
音楽/主題歌:「Picture of You」Boyzone(ボーイ・ゾーン)
日本語吹き替え:Mr.ビーン(広川太一郎)、デヴィッド・ラングレー(家中宏)
>>> Mr.Beenオフィシャルサイト
>>> Mr.Bean Youtube
映画「Mr.ビーン」のあらすじ
主人公であるトラブルメーカーのビーンは、ロンドンのナショナル・ギャラリーで警備員として勤務している。居眠りをしながら警備をする程の勤務態度だが、会長にとても気に入られており、そんなビーンを、ロンドンナショナルギャラリーの学芸員達は、どうにかして追い払えないかと考えていた。
そんな時、名画“ホイッスラーの母の肖像”がパリのオルセー美術館から、アメリカのロサンゼルスにあるグリアソン美術館に展示されることになった。学芸員達は、この機会に、トラブルを巻き起こすであろう、ビーンを美術の専門家に仕立ててロサンゼルスへと派遣し厄介払いしようとたくらむ。
一方、グリアソン美術館の学芸部長であるデヴィッドは、美術の専門家として来るビーンと中を深めるため、を自宅に泊めることを家族に提案するが反対されてしまう。
そうこうしているうちに、ビーンはアメリカに到着し、ビーンと入れ替わるようにデヴィッド家族は実家へと帰ってしまう。
行く先々でハプニングを起こしては、デヴィッドを困らせ、デヴィッドの学芸員としてのキャリアに傷を付けてしまいそうになるが、なんとか切り抜け、最終的にはデヴィッド一家とも意気投合しアメリカ生活を楽しむ。
ビーンの破天荒な言動ぶりに、終始笑えて、気持ちがスッキリする、コメディ映画。