映画「オリエント急行殺人事件」の原作者アガサ・クリスティの作品とポワロ
映画「オリエント急行殺人事件」の原作者アガサ・クリスティといえば“ミステリーの女王”と呼ばれるほどたくさんの名作ミステリーを出版している。
アガサ・クリスティのミステリー作品では、かつて薬剤師の助手をしていた経験が、役に立っているそうだ。
「オリエント急行殺人事件」で活躍したエルキュール・ポワロの初めての登場作品は、「スタイルズ荘の怪事件」である。この作品は、アガサ・クリスティのデビュー作品でもある。そして、この作品で登場するエルキュール・ポワロの旧友ヘイスティングスとスタイルズ荘は、その後の作品の「カーテン‐ポワロ最後の事件」でも登場する。
アガサ・クリスティの作品で名探偵といえばミス・マープルも有名である。実は、ミス・マープルとエルキュール・ポワロは、日本アニメ「名探偵ポワロとマープル」で共演している。
アガサ・クリスティの日本でのドラマ化作品と和製キャスト
アガサ・クリスティの作品は、日本でもドラマ化されている。日本版では、ポワロやミス・マープルを和製にしてアレンジしている。
日本テレビ系では、「火曜ドラマゴールド」枠のドラマでミス・マーブルを推理マニアの馬淵淳子とアレンジして岸恵子が、演じている。
フジテレビでは、三谷幸喜脚本・野村萬斎主演で「オリエント急行殺人事件」と「黒井戸殺し」を放送した。野村萬斎演じる和製ポワロの勝呂武尊は、キャラも個性的で三谷幸喜脚本らしく面白い人物である。
テレビ朝日系では、物語のラストが、印象的だった「そして誰もいなくなった」を放送し、その後も二夜連続スペシャルドラマとして天海祐希が、和製ミス・マープルに扮した「パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~」と沢村一樹さんが、捜査一課の警部祖国寺竜也に扮した「大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~」を放送した。
アガサ・クリスティの作品が、アニメ化されたりドラマ化されているのは、それだけアガサ・クリスティの作品達が、愛されているからだろう。