映画『千と千尋の神隠し』あらすじ・キャストからのおすすめ度
映画『千と千尋の神隠し』は長編アニメーション部門でアカデミー賞を受賞した、宮崎駿ワールド全開の映画です。
全体のストーリーは10才の少女が多くの困難に巻き込まれ、その中で周りのサポートを得ながら自分で道を切り開いていく成長の物語として、非常に主人公に感情移入しやすい映画です。
迷い込んだ世界(神々の世界)で出会う相手は、自分自身の仕事仲間、お客様、友人関係を思い浮かべると、「こんな人いるよね~」「このキャラクターはあの人を彷彿とさせるな~」と思ってしまうような、現実の世界でも「いるいる」と感じるキャラクターがたくさん出てきて、キャラクターを見てるだけでもとても興味深く楽しめます。
また、台湾の九份を参考にしたと噂される(監督は否定しているらしいが)神々の世界の街並み、目黒雅叙園を参考にしたといわれる油屋の内観などは、映像を見るだけでため息が漏れるほどの美しさです。声優陣も有名俳優がこれでもかというぐらい豪華に出演していて、色々な魅力がある映画です。
映画「千と千尋の神隠し」の作品情報・キャスト
監督/脚本:宮崎駿
制作:鈴木敏夫
主題歌:木村弓「いつも何度でも」
声出演(キャスト):柊瑠美,夏木マリ,内藤剛志,沢口靖子,大泉洋,菅原文太
映画「千と千尋の神隠し」あらすじ
何かと引っ込み思案の少女「千尋」が親の都合の転校を前にして心細く思っているところ、ひょんなことから神々の世界へ迷い込んでしまう。
その世界で豚にされてしまった両親を元に戻すために、そこで出会ったハクの協力を得て、湯婆婆の仕切る「油屋」で働き始める。最初は周りからも距離を置かれ、千尋自身も何をして良いか分からずに困っているだけだったが、仕事の中で多くの人と出会い、多くの試練に向かうことで、周りからの信頼を得始め、千尋自身も自信をつけていく。
その後、ハクと自分の過去からの関係、ハクと湯婆婆の関係を知り、色々な問題の解決策を考えたり、油屋であばれるカオナシとの対応などを経て、多くのことを理解していく。最初は弱気だった千尋が、勇気を持って行動を起こし、油屋の従業員の力を借りながら多くの問題を解決し、最後はみんなに見守られながら両親を豚から人間に戻すことに成功する。
神々の世界から現実世界に戻った千尋は、人間として大きく成長して転校先へと向かった。
映画「千と千尋の神隠し」おすすめ度 ★★★
国内だけでなく海外を巻き込んで話題を呼んだ作品。ベルリン国際映画祭でも、アニメ作品でははじめてグランプリにあたる「金熊賞」を受賞しました。宮崎駿監督いわく、環境汚染や性社会への問題提起も含んでいるとのこと。
テーマやストーリーがどうのこうのよりも、キャラクターのかわいさと不気味さがあい混ざり合い絵で見せてくれる作品であると思っています。当時、福祉事務所に勤めていた知人いわく「かおなし」はアダルトチルドレンだよね?と。いろんな解釈があるなあと・・・。
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映画賞受賞歴/千と千尋の神隠し
第25回日本アカデミー賞 /千と千尋の神隠し
- 最優秀作品賞
第44回ブルーリボン賞 /千と千尋の神隠し
- 作品賞
第56回毎日映画コンクール/千と千尋の神隠し
- 日本映画大賞
- 日本映画ファン賞
- アニメーション映画賞
- 監督賞:宮崎駿
第26回報知映画賞/千と千尋の神隠し
- 監督賞:宮崎駿
第14回日刊スポーツ映画大賞/千と千尋の神隠し
- 作品賞
2001年度日本インターネット映画大賞/千と千尋の神隠し
- 日本映画作品賞
第75回(2001年)キネマ旬報ベストテン/千と千尋の神隠し
- 第3位
第52回ベルリン国際映画祭/千と千尋の神隠し
- 金熊賞