無名キャストで大ヒット「カメラを止めるな!」キャスト達のその後は?
インディーズ映画ながら異例の大ヒットを記録した「カメラを止めるな!」。映画のヒットに合わせて、それまで無名俳優だったキャストたちも注目を集めました。特に、主演クラスの俳優たちは、一気にメジャー級の人気を獲得しています。
この記事のもくじ
「カメラを止めるな!」キャストの現在
真魚:引く手数多の気鋭女優に
主人公の娘でアルバイトADの真央は、作中では個性派ヒロイン的なポジションで話題を集めました。演じた真魚はプロモーションイベントなどにもメインで登場していて、特に話題になったキャストの一人です。
『カメ止め』女優・真魚、中村倫也の妹役に起用 『ドロ刑』9話出演(写真 全2枚)https://t.co/68GzDRPF9h
#中島健人 #SexyZone #日テレ #ドラマ #ドロ刑 @dorokei_ntv
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2018年12月7日
映画のヒットを受けて数十社の芸能事務所からスカウトが来たという彼女は、現在はワタナベエンターテインメントに所属。木村拓哉と二宮和也がW主演した映画「検察側の罪人」に出演するなど、順調にキャリアを重ねています。
しゅはまはるみ:強い個性でテレビ界に進出
日暮の妻で暴走気味の女優・晴美を演じたしゅはまはるみは、ストーリーを大きく動かす役柄で個性を見せました。
思いがけないご縁で12月、長年お世話になっていたイーピン企画を離れ「#エイベックス ・マネジメント」所属となりました!
今の気持ちをブログに書きました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!#しゅはまはるみ #カメラを止めるな #カメ止め https://t.co/hiBCAhXnsz— しゅはま@カメ止め\ポンッ/の人 (@shuhamah) 2018年12月5日
その後は味のある演技派女優として、「痛快TV スカッとジャパン」の再現ドラマに準レギュラーで出演しています。さらに、CMで松重豊と夫婦役を演じるなど、テレビを中心に活躍を続けているようです。
竹原芳子(どんぐり):圧倒的なインパクトで大きな話題に
「カメラを止めるな!」の作中での出番は少ないながら、見た目と喋り方の圧倒的なインパクトで「あのおばちゃんは誰!?」と絶大な話題になった竹原芳子。50代からお笑い芸人やアマチュア落語家、女優として活動を始めたという、異色の経歴の持ち主です。
#深夜のダメ恋図鑑 最終回のゲスト解禁②!
映画「#カメラを止めるな」で
個性的なプロデューサーを演じた
どんぐり(#竹原芳子)さん!ゾンビよりおぞましい円の“ダメ恋”の
重要なシーンにどんぐりさんが登場!9話までの復習はコチラ📺@TVer_officialhttps://t.co/YPHWdMwCrf pic.twitter.com/0lvIThffMv
— 【公式】ドラマ「深夜のダメ恋図鑑」 (@damekoi_abctv) 2018年12月7日
元々は吉本興業に所属していたという彼女ですが、現在は映画学校「映画24区」に所属し、以前使っていた芸名の「どんぐり」名義で活動しています。
出番は数分だけの脇役ながら、映画を観た多くのタレントから言及されたり、「金スマ」「有吉反省会」といった人気バラエティに出演したりと、世の中に残したインパクトは一番強いのではないでしょうか。
濱津隆之:知名度が急上昇したことで生活が困窮……?
「カメラを止めるな!」に欠かせないキャストが、主人公の監督役を演じた濱津隆之です。この映画の顔とも言える存在の彼は、哀愁漂うキャラクターで広く人気を集めて、現在は映画からドラマ、バラエティ、MVまで幅広く出演しています。
大切なこと以外は諦める
生きることは、諦めること/#カメラを止めるな
主演俳優 濱津隆之さん
インタビュー「はたら区」公開🎥
\2018年の社会現象とも言える #カメ止め
今年の秋までバイトを掛け持ちし、無名の中主演を勝ち取った濱津さん(@Atmicfun)の1年とは?▷ https://t.co/WpSjzUy6zR pic.twitter.com/MLBB3kwJQA
— FABRIC TOKYO公式アカウント (@fabric_tokyo) 2018年12月7日
ところが、知名度は上がったものの「ギャラは上がらない」という悩みもあるそうで、今もアルバイトで生計を立てて役者活動をする生活を送っているとのこと。俳優としてのスケジュールが忙しくなったことで、むしろバイトのシフトを入れられず生活は苦しくなっているそうです。
これだけ人気が上がりながら収入として還元されないところに、日本のエンタメ界の課題を感じますね。
「カメラを止めるな!」とともに、それぞれ人気が高まって大きなチャンスをつかんだ出演者たち。順調に役者としてのステップを踏んでいるようですが、なかなか上手くいくことばかりではないみたいですね。
彼らが今後どのように活躍していくのか、これからも注目していきましょう。